10月に入って、もう街も人もハロウィンモードになってきます🎃
10月31日はハロウィンです🎃👻✨😈🧛♀️
外国の季節行事ですが、日本での盛り上がりは和食店や和菓子屋などにも拡大しています。
ハロウィンの起源は、アイルランドやスコットランド、古代ケルト人の信仰だと言われています。ケルト人にとって1年の終わりが10月31日。この日に秋の収穫を祝うとともに、この世と霊界を自由に行き来できる時期であり、また一緒に悪霊もついてくると考えられており、不気味な仮装で悪霊から身を隠すという風習が生まれました。
アメリカの子どもたちは、「トリックオアトリート」と言って近隣の住宅を訪ね、お菓子をもらう風習も定着しています。
トリックオアトリートとは、「お菓子をくれないと、いたずらするぞ」という意味です。子どもたちは、お化けや魔女などに扮装し、お菓子の籠を手に大人たちにお菓子をねだります。
古代ケルト人の宗教的な祭りからスタートしましたが、現在は世界的には宗教的な意味はほとんどなく、民間行事の一つとなっています。
元々の起源をたどると、日本でいう大晦日や収穫祭、お盆を組み合わせたようなイベントだとわかります。
日本で初めてハロウィンを取り扱ったのは、1970年代キデイランド原宿店だと言われています。その後、ハロウィン商品の販売促進のためにハロウィンパレードを行いました。
1997年に東京ディズニーランドで「ディズニー・ハッピー・ハロウィン」の仮装イベントがハロウィンの認知度を急激に上昇したきっかけになります。お菓子メーカーがハロウィン商品を販売し、バラエティーショップでは仮装用品の販売が始まり、ハロウィンが急速に広まりました。
しかし、その一方でパレードの騒動や、ごみの散乱、酔っ払いによるトラブルなど、近年は大きな社会問題となっています。
日本由来のイベントではありませんが、日本人は、本来は宗教的な行事も、恋人や家族と楽しむイベントとして受け入れ、楽しんでいます。仮装やお菓子などの楽しい要素も多いので、友達との交友関係や、家庭の事情に合わせて参加できるのがよさそうです。ハロウィンも、もうすぐ迎えるクリスマスもマナーを守って楽しむと、日本の季節行事として盛り上がっていくことでしょう。