今月は食中毒についてのお話です。
ジメジメ・ムシムシするこの時期はカビや細菌などが発生しやすい時期です。食中毒は気温が高くなるにつれて発生数が高くなり、6月から8月にかけて最盛期を迎えると言われています。
一般的には、下痢、嘔吐、腹痛、発熱などの症状があらわれ、便に血が混じることもあります。下痢や嘔吐をした場合は、水分をしっかりとりましょう。また、発症した原因によって、症状や症状が出るまでの時間は様々です。自分で判断せず、医療機関にかかるようにしましょう。食べた物や食品の包装、店のレシートが残っている場合は、保管しておくと食中毒の原因を調べるのに役立ちます。
食中毒と言うと夏に多いイメージがありますが、「細菌」「ウイルス」「自然毒(毒キノコなど)」「寄生虫(アニサキス)」など、さまざまな原因によって引き起こされる食中毒が1年を通じて発生しており、食材の管理や調理には注意が必要です。
細菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」
飲食店だけじゃなく、家庭でも食中毒は約2割発生しています。
家庭での食中毒を防ぐのは、食材を選び、調理する私たち自身です。肉や魚介類を安全に食べるためのポイントを理解し、予防を心がけていきましょう。