今年は暖冬だと言われていますが、朝晩はやっぱり寒い日が続いています。
体が冷えると、知らず知らずのうちに何らかの症状が現れてきます。
そこで今回は、体の冷えについてまとめてみました。
「私は冷えしょうで」とよく聞かれますが、「冷えしょう」には2種類の漢字が使われます。
「冷え性」・・・検査で明らかな異常が見られないにもかかわらず、手足が冷える、ゾクゾクと寒いなどの冷えの症状が認められ、明らかな原因のない冷えを、西洋医学では”冷え性”の体質として扱われます。
「冷え症」・・・東洋医学的な考えとして治療が必要な場合に使われます。手足のみが冷える場合、下半身だけ冷える場合、おなかだけが冷える場合、全身が冷える場合など症状は様々です。
それぞれ冷えの原因が異なりますので、東洋医学にも精通した医師や漢方医と相談しながら治療を行うことが必要です。